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Double bond × nicchiro5.1



I’m happy, I don’t need to retire.



August 19, 2018



ー 初めに今の道を目指すことになった理由やきっかけを教えてください。

似てるというところです。 芸人というよりも、業界に興味はありましたが、趣味で始めたのがきっかけです。 路上で3年くらい経った頃から、徐々に人が集まるようになり、自分の中で決断し、前職を辞めました。 それが32歳の時ですね。 なので芸人になってまだ、7年目です。


ー 初めから今のスタイルなんですか?

2006年くらいから、よく似てると言われるようになり、その都度キャップをかぶったりはしていましたが、今のような、格好だったり、動きは出来ていなくって。 ユニフォームもT-shirtだったり、白のジーンズだったり、あるものでやってましたね。


ー 路上ということは、音楽ライブのような形でやっていたのですか?

そうですね。 渋谷、新宿、下北あたりで、土日の人の多い時にやってました。 でも、東京ドームのWBCがきっかけです。 あの時は、こんなにも人集りができるんだということに、まず、自分が驚きましたね。


ー その頃から、名前は「ニッチロー」さんだったんですか?

2009年(路上スタートした年)の時点では、一応自分ではつけてましたね。 始めは、漢字の似るで、「似ッチロー」だったんです。 あとは、数字の「1、2」という意味と、「ニッチ」という隙間産業の意味も込めて、一応3パターンあるんですよ。


ー そんな深い意味があったんですね。無言の芸でおなじみですが、動きの研究とかもその頃から始めたのですか?

そうですね。路上に出た頃から、研究をするようになりましたね。 やっぱり、より似せたくもなりますし、野球をする人からするとあの動きが違うとか、左右の違いもあったので。


ー では、本当に芸人になりたいというよりも先に、似てることがきっかけだったんですね。

そこですね。 芸をすることで面白くなって、人が喜んだり驚いたり、してる絵が面白くて、その格好のまま電車とか乗ってましたね笑


ー それはすごくシュール! 遭遇したかったです(笑)

ですよね。そうゆうシュールなことをしたくて、スシローに行ったり(笑) スシローにイチロー来たみたいな、でも誰にも撮られてない。っていうところが、自分の中の、面白さでした。


ー そこまで行くと癖ですね!笑 今までのお仕事で印象的だったのはどんなことですか?

プロ野球選手に会ったこともそうですし、 始球式とかで、実際に人が入ったスタジアムのグラウンドに立った時は、痺れましたね。 あれは本当に気持ちよくて、忘れられないです。



ー 続いて、自分で思う自分のチャームポイントを教えてください。



目と笑顔ですかね。芸風はあんな感じですが、普段はテンション高かったり、結構、笑います。楽屋とかでは大体下ネタとか言ってますね!通称エッチローです(笑)









ー 次に、好きな音楽を教えてください。


音楽はやっぱり日本の音楽を聴きますね。 世代もあって、Mr.childrenさん、あとはチャゲ&飛鳥さん。 洋楽はマイケルジャクソンが大好きです!死ぬ前に聞きたいってなれば、Human Natureですかね。 でも、マイケルは魅せるというところで、勉強にもなっていて、DVDを見てパフォーマンスを勉強しますね。


ー マイケルが芸に生かされてると思って芸を拝見したいですね!


まあ、踊らないですけどね!笑 パフォーマンスとして勉強させていただいてます。 でも、初めて買ったCDは「始まりはいつも雨」を買ったのを覚えてますね。










ー 次はプライベートな質問を!休日の過ごし方を教えてください。

毎日体を動かしてます。 体幹トレーニング、素振り、ランニングは6km必ずやります。 地方の営業にもトレーニング用品は持っていきます。


ー ストイックですね!

ストイックと言われると恥ずかしいんですが、なんか気持ちいいんですよね。いつもと違う景色を見て走ることとか。 あとはもう、鍛えることも仕事の一環ですね。


ー 徹底されてますね。何をしている時が一番自分だと感じますか?

寝てる時じゃないですかね(笑) プライベートで誰かと食事している時とか、ユニフォームを脱いだら自分ではありますが、周りには多少の気遣いをしていると思います。 なので、家のドアを開けた瞬間にスイッチがオンオフされるイメージです。


ー 自分を客観視したらどうですか?

楽しそうだなって思います。 やりたい仕事ができて、それによって人が反応してくれて、時には喜んでもらえて、最高だなと思えます。 不器用なところも、強くないところもあるとは思いますが、それも含め、そう思えます。



ー 前職の自分と今を比べてよかったなと思えますか?

思えます!やってよかったと思ってます。


ー いろいろある中で最終的に求める幸せとはなんですか?

芸人として人生を終わることです。 やっぱり、辞めるとかではなく、生涯現役でいれたら幸せだと感じます。 スポーツ選手ってそれができないですけど、芸人ってそれがないんですよね。 こだわり症なところはあって、ネタもそうですけど、突き詰めるタイプで、 求められる数は減ってくるとは思いますが、続けられたらそれが、幸せです。


ー 素敵なことですね。そう思える仕事に出会えて、続けられることは私も理想です。

それでは、インタビューは以上です。本日はお忙しいところ、ありがとうございました!意外なところ沢山で楽しかったです!

ほんとですか?笑 ありがとうございました。



THANK YOU.





About us.





カメラマン 新道とグラフィックデザイナーの宮本で、 表現者(芸人様、俳優様)とコラボレーションをし、新たな顔、人間性を発掘・表現していこうというプロジェクトです。


Double Bond

Photographer TOMOKAshindo

Styling & Design miyamotomanami


– Written by miyamotomanami







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