ー 最終的に求める幸せとはなんですか?
先日、奈良橋陽子さんの講演動画見た時に、 ”近いうちに死ぬとして、あなたは何をしていたいですか?” っていう問いかけがあったんです。
僕は、表現者としてずっと成長したいとそればかり考えて生きてきましたが、ふと考えてみると結局本当に好きな人とベッドでゴロゴロしてたいなぁと。
ー すごく人間らしいし、ロマンチックですね。
愛って、100%支配できる感情じゃないと思っていて、みんな何かしら他の感情を抱えながら相手を思いやってると思うんです。 だから、その分お互い一体一で余計なことを考えずにいれるひとときって、その瞬間だけは愛が全てになっている気がして。
そういう意味でも、最後の瞬間愛に包まれていたら幸せだなぁと。
ー 家族・将来という方も多かったですが、そういう考えもありますか?
僕の生き方として、人にあまり深く干渉しないんですよね。 自分を通さずともして、その人が幸せになってくれてたらそれで良くって。 だから、自分自身もやりたいことをして幸せになって行きたいと思っています。
でも、勿論沢山関わる人もいますしらこの人とこの人のケミストリーがすごく合うかもって思ったらどんどん会わせて、周りがそれで幸せになってくれると嬉しいです。
ー なるほど。松野さんのみんなから愛されている理由がわかった気がします。
先程の本題に戻りますが、最終的な幸せと言うときに相手がいる前提の話をしてしまいましたが、1人だとしたら、最後はやっぱりベットの上で、一人でいたいかな。笑
ー ベットの上が本当に1人になれる大切な時間なんですね。
はい。人が好きだし、一緒にいることも好き。なんでも話すけど、心が一人になれるところを求めているのかもしれませんね。 バレエ漬けの青春を送って、最初はバレエの表現の幅を広げるために恋愛をするようになって、人と密に関わることが増えて。 歳を重ねていくほど、愛っていう一つの幸せへの比重が大きくなってきました。
ー 最後はすごくいい物語を読んだ気持ちになりました。表現する方って本当にいろんな感情や考えを持っていて、そんな心内を聞けて光栄でした!今日はありがとうございました!
ありがとうございました!